自分だけの贅沢な梅酒を作ってみませんか? 〜黒糖焼酎編 〜

0
     暑かったり肌寒かったり激しい雨だったり…

    ここのところ目まぐるしく変わる天候ですが、やっと快晴。

    爽やかな、文字通りの「五月晴れ」です。


    店の近くの「けやき通り」も「緑のトンネル」ができつつあります。

    まずはお知らせから…

    「鶴見 黄麹」好評につき、再入荷しました!



    芋焼酎  鶴見黄麹(つるみ きこうじ)

    鹿児島県阿久根市 大石酒造

    原材料  さつまいも(阿久根産シロユタカ)・米麹(黄麹)
    アルコール度数  25度

    1.8L  2300円(税込み2484円)

    原酒店では初めての取り扱いだった年に一度の「鶴見 黄麹」。

    ブーム時とは違って動かない焼酎は本当に動かないので、
    売れ行きを様子見してましたが、お陰様で完売しました。

    蔵元さんに問い合わせたら、まだ在庫があるとの事だったので
    追加発注して本日入荷しました。


    飲み易いがパンチがないとされてきた黄麹の芋焼酎の中でも
    異色の存在で、大石酒造さん特有のボリューム感のある黄麹です。



    本題は梅酒作りのお酒…


    市販の梅酒には日本酒仕立てや純米みりん仕立てなどの
    美味しい梅酒がありますが、日本酒やみりんの自家製は
    あまりおすすめできません。

    というのもアルコール度数20度未満のお酒での梅酒作りは
    酒税法違反になるそうです。

    これはアルコール度数が低いと雑菌が繁殖したり、自然酵母で
    発酵する可能性があり、違反とされる「自家醸造」に触れる
    恐れがあるとの事なので、市販の美味しい梅酒を楽しむ方が
    無難かと思います。

    純米酒の醸造過程で上がるアルコール度数は最高でも20度前後なので、
    どうしても日本酒仕立ての梅酒を自宅で漬けたい方は、アルコール添加で
    度数が20度以上の梅酒作り専用の日本酒がいいと思います。

    今回は黒糖焼酎で贅沢な梅酒を…!


    黒糖焼酎  朝日 30度

    鹿児島県大島郡喜界町 朝日酒造

    原材料  黒糖(沖縄産・喜界島産)
        米麹(タイ米・白麹)
    アルコール度数 30度

    1.8L  2314円(税込み2499円)

    ここでは省きますが歴史的な背景があり、
    奄美群島だけで製造が許されている黒糖焼酎。


    原酒店は黒糖焼酎も常圧蒸留でコクがあるタイプの
    「朝日」の30度のほうをお勧めします。



    原材料の黒糖ですが、ブロックに熱を加えてドロドロに溶かし、
    一次仕込みでアルコール発酵させた米麹に加え発酵させます。

    黒糖焼酎を飲んだ事がない方は濃厚な甘さを想像するでしょうが、
    想像通りなのは香りだけかも知れません。

    蒸留酒なので味わいは他の原料の焼酎と同じように
    ほんのり甘いだけで、ドライで切れ味が良いのです。

     
    黒糖焼酎で梅酒を作るとして、ひとつ提案です。

    せっかくの黒糖焼酎。

    梅酒作りの氷砂糖も黒糖にしてみてはいかがでしょうか?

    量的には梅1kgに黒糖焼酎1.8L、少し砕いた黒糖500gが
    程よいバランスかと思いますが、そこは好き好きで…

    繰り返して書きますが、黒糖焼酎自体に甘味は
    ありますが決して甘くはないですよ(笑)

    >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



    黒糖焼酎の原酒を樽で寝かすと 「紅さんご」

    0
       冬からいきなり春を飛び越えて
      初夏が来たような福岡です。

      北海道はまだまだ寒いそうですね。

      ボストンマラソンでの爆弾テロ…
      ボクシング金メダリスト、村田選手のプロテスト…
      怪物・井上選手のプロ3戦目の生中継…

      書きたい出来事は色々ありますが、
      今日は酒屋でいきます(笑)

      前回はじめて黒糖焼酎を紹介させてもらったところ、
      関心を持っている方が意外な程多かったので、
      今回も黒糖焼酎を紹介させてもらいます。

      サトウキビが原料の蒸留酒には、カリブ海の島で生まれた
      「ラム」やブラジルの「ビンガ」が有名です。

      サトウキビの搾り汁や絞り滓をそのまま原料にした
      ラムやビンガと違い、黒糖焼酎は名前の通り、
      加工して黒糖にしたものを原料とします。

      前回も書きましたが、「米麹」を使用するのも
      様々な経緯があって黒糖焼酎だけです。

      ラムです。

      右から蒸留後、樽に寝かせてないホワイトラム
      真ん中がゴールドラム
      左が長期間寝かせたダークラムです。


      黒糖のブロックを砕いて水と熱を加えドロドロにします。
      冷ましてから、既にアルコール発酵させている米麹に加えます。

      ここからさらに発酵させ
      充分にアルコール度数が上がったら蒸留します。

      できあがった原酒を3年程樽に寝かせたら「紅さんご」です。
      ゴールドラムよりもやや淡い色です。


      黒糖焼酎  紅さんご

      鹿児島県大島郡宇検村   奄美大島開運酒造

      原材料  黒糖(沖縄産・奄美産)・米麹(タイ米・白麹)
      アルコール度数  40度  常圧蒸留

      720ML   2710円(税込み)

      「れんと」で有名な奄美群島では大きな蔵元さんです。
      が、減圧蒸留の「れんと」の原酒ではありません。

      常圧蒸留の原酒じゃないと、寝かしても
      味が乗ってこないようです。

      以前、試飲会で一口飲んでビックリしました。

      ラムやブランデーに負けない甘く優雅な香り、
      40度を思わせないやわらかな口あたり…。


      酒税法上、樽で寝かせても「ダークラム」のように
      色が着き過ぎると「リキュール」の類になり
      本格焼酎と認められなくなります。

      樽貯蔵の麦焼酎の色が薄いのも同様の理由です。

      酒税法とは非常に厳密なものなのです。

      厳密に管理されている蔵元さんも酒屋も
      なかなか大変なのです(笑)

      >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



      黒糖焼酎って甘いと思うでしょ? 「朝日」

      0
        酒造りにおいて、ブドウや黒糖はそれ自体に糖分が
        多く含まれているので、麹の酵素の力で澱粉を糖化させる
        必要がなく、水分と酵母だけでアルコール発酵できます。

        という事はグラニュー糖の砂糖水に酵母を加えたら
        アルコール発酵するのでしょうか?

        子供じみていると思いつつ気になっていたので、
        ある時蔵元さんに質問した事があります。

        蔵元さんは半笑いで「するでしょうね」。

        旨味も何もないお酒になるでしょうが…。


        サトウキビが原料の蒸留酒では「ラム」が有名です。
        酒税法上「スピリッツ」になり、焼酎よりも酒税が
        高くなります。

        黒糖は奄美群島(沖縄もですが)の特産品で、
        昔から泡盛や黒糖酒を造っていたそうです。


        終戦後の1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)
        までアメリカの占領下におかれ、その間
        黒糖を本土に移出できませんでした。

        米が足りなくなり泡盛は造らなくなりましたが、
        余剰品となった黒糖で蒸留酒を造ってました。

        日本に返還されてから、これまでの実績が考慮され
        「米麹」を使うという条件で、奄美群島だけ特例で
        ラム(スピリッツ)よりも税率が安い「黒糖焼酎」が認められました。

        「米麹」を使う為、麹由来のまろやかさやコクがあり、
        「ラム」とは違う黒糖焼酎の個性になってます。

        黒糖焼酎を飲まれた事がない方は、イメージ的に
        「甘い」と思われるかも知れません。

        というのも、かつて長寿世界一だった徳之島の
        泉重千代さんが楽しみはと聞かれると、
        決まって「黒糖焼酎を飲む事」と答えていらっしゃってました。

        当時の僕は「ずいぶん甘い焼酎なんだろうな」
        てな事を勝手に想像してました。

        実際には、発酵中に糖分は酵母の栄養分となるので、
        甘みが減少してゆきます。

        さらに蒸留するので、他の焼酎と同じく
        糖質はゼロなので、スッキリとした飲み口です。

        銘柄によっては辛口もあるんです。

        もちろん黒糖由来のコクのある甘い香りは残っています。
         


        今回紹介させてもらう「朝日」の喜界島。

        奄美群島の東端にあり、朝日が洋上に現れるのを
        最初の望めるのが酒名の由来だそうです。

        上の写真はサンゴで造った石垣です。

        黒糖焼酎  朝日

        鹿児島県大島郡喜界町  朝日酒造

        原材料  黒糖(沖縄産・喜界島産)・米麹(タイ米、白麹)
        アルコール度数  30度    常圧蒸留

        1・8L  2430円(税込み)

        黒糖焼酎というと、減圧蒸留で飲みやすい「れんと」を
        よく見かけますが、常圧蒸留の「朝日」は甘みと辛みの
        バランスが良く、ロック・水割りだけでなく、お湯割りでも
        おいしくいただけます。

        >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



        | 1/1PAGES |

        カレンダー

        S M T W T F S
           1234
        567891011
        12131415161718
        19202122232425
        262728293031 
        << March 2017 >>

        最新の投稿

        カテゴリー

        月別の投稿

        最近のコメント

        • 「さつま寿 桜」とコソちゃん病院行きのこと
          原酒店 (03/08)
        • 「さつま寿 桜」とコソちゃん病院行きのこと
          蔵。 (03/07)
        • 「伊佐大泉な夜」と「季節限定 風の番人」、「山猪」
          原 (03/05)
        • 「伊佐大泉な夜」と「季節限定 風の番人」、「山猪」
          蔵。 (03/05)
        • 「利八新酒 ろ過仕立て」3種入荷と大試飲会
          原酒店 (02/28)
        • 「利八新酒 ろ過仕立て」3種入荷と大試飲会
          蔵。 (02/27)
        • 進化中!「寒北斗 雄町純米生酒」と「伊佐大泉な夜」
          原酒店 (02/21)
        • 進化中!「寒北斗 雄町純米生酒」と「伊佐大泉な夜」
          蔵。 (02/20)
        • 楽しみな「大」焼酎試飲会と「小」焼酎の会
          原酒店 (02/14)
        • 楽しみな「大」焼酎試飲会と「小」焼酎の会
          蔵。 (02/13)

        おすすめリンク

        プロフィール

        このブログ内を検索

        携帯サイト

        qrcode

        others

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM