「栗極」…仕込みが大変な栗焼酎、久々に入荷
前回記したように10月15日(金)から福岡県では飲食店への
時短要請が解除されます。
これから本格的に反転攻勢だぁ…と張り切って…
の筈ですが、既に1年半を超えたコロナ禍で気持ちの波打ちの
連続に疲れて、「いくぞ〜!」というより取りこぼしのないように
淡々と仕事しようって感じなのです。
まぁそれでも、これから取返しますけどね。
という訳で…
反転攻勢予定の原酒店の週末限定「角打ち未満」も
ひとまず通常営業いたします。
10月15日(金)・16日(土) 17:00〜22:00
(午後5時〜10時 ラストオーダー21:45)
宮崎県小林市(旧・須木村)のすき酒造さんから3銘柄入荷しました。
新焼酎の「そげんわけもん」、常圧蒸留の麦焼酎「麦山猪」、そして
今回案内する栗焼酎「栗極(くりきわみ)」です。
写真の「そげんわけもん」は改めて案内します。
すき酒造さんから画像をお借りしました。
街中では滅多にお目にかかれないような立派な栗です。
こちらの栗焼酎は宮崎県須木特産の栗100%で仕込みますので、
栗が不作の年は他所から仕入れたりせずに仕込まないそうです。
栗焼酎といえば高知県の「ダバダ火振」が有名ですが、米麹と
栗の比率で価格は大きく変わってくるようです。
(もちろん栗比率が高い方がコストがかかってきます)
アルコールの素となるデンプン価は米より低いですが、芋と
同じくらいではないか?と蔵元さんはおっしゃってました。
先日、栗ご飯を炊いてもらう為に鬼皮と渋皮を剥きましたが
かなりの手間がかかるのはご存知の方も多いでしょう。
この「栗極」は栗比率が50%。
1回の仕込み分300kgを蔵総出で!
一体何千、もしくは何万個の鬼皮と渋皮を剥くのでしょう?
そんな大変な作業を経て出来上がった焼酎がこれです!
栗焼酎 栗極 (くりきわみ)
宮崎県小林市(旧・須木村) すき酒造
原材料 栗(宮崎県小林産)・米麹(国産米:白麹)
アルコール度数 25度 常圧蒸留
720ML 2727円(税込み3000円)
芋・麦・米・黒糖・酒粕・各原料の本格焼酎の中でどれに近いか
といえば、比較的芋焼酎と米焼酎に近い香りと味わいです。
米は米麹を使っているから当然ですよね。
芋焼酎よりもクセがなく少しドライに感じ、洋酒に近い気も
しますが、そこの感じ方は個人差があるでしょううね。
で、ドライな口当たりの中に上品な甘みもあって、美味しいか
美味しくないかと言えば、間違いなく美味しいです(笑)
今週末の「角打ち未満」からメニューに入れます。
色んな飲み方を試してみようと思っています。
>>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。
- 2021.10.14 Thursday
- 栗焼酎
- 21:57
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- by 原酒店