ブログ開設5周年記念「若気ではない至り」

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     暑すぎるのでどうにも頭が冴えず、馬鹿なことしか

    思い浮かびません。

     

    5周年記念に相応しいかどうかははなはだ疑問ですが、

    以前書いた愚かな一編を一部改訂して再録します。

     

     

     

    僕は子供の頃から悪戯好きで、周囲の人達には
    随分と迷惑をかけてきました。

    親や先生に叱られたらその場は反省するのですが、
    それも一瞬の事なので愚行は繰り返されます…


    これがずっと後年になっても…

     

     

     

     

    「原さんとKさん、Eさんが事務所で話を
    聞きたいと言うてはりましたよ」

    劇団の制作のNの言葉に瞬時に僕は
    「しまった!」と直感しました。

     

    僕はO阪芸大在学中から先輩が主宰する
    ●河内●●一座という劇団に20年程在籍していた

    事は何度か書いてますが、その当時です。


    …呼び出しの2週間程前です。

    前年秋に敢行した中国は上海・北京での
    公演の報告書の作成中。

    年が明けても各助成機関に提出しなければ
    ならない書類が多く、僕はその担当でした。


    当時の僕はワープロすら打てなかったので、
    家で下書きした原稿を劇団の事務所で後輩の
    女の子達にワープロで清書してもらってました。

    清書してもらっている間は手持無沙汰なので、
    手伝いの名目で呼んだ後輩と隣の稽古場で

    雑談したり遊んでました。

     

    一緒にいたのは10年ほど後輩のK竹という男です。

    四角い顔で背が低く、筋肉質だけど恐ろしく短足。

    漫画「がきデカ」の「座って大きなこまわり君」
    「立って小さなこまわり君」を地でいくような
    風貌の男でした。

    朴訥な喋り口調で少し気弱な感じがします。

    僕より二つ年下で演劇経験のない素人ですが、
    繊細そうで新人としては結構年も食っていたので
    皆、K竹には少しだけ気を遣って「Kさん」と

    呼んでました。

     

    ペルシャ絨毯のような模様のペラペラで薄汚い

    パーカーをいつも着ていた記憶があります。


    ただ、冴えない外見の「オタク系」にありがちな

    「超一流のオ●ニスト」に共通するある種の匂いを

    発散していて、僕は早々に嗅ぎつけていました。

     

    (イジり甲斐のありそうな奴が入ってきた…)

     


    数か月後の初舞台。

    顔中髭だらけでボサボサ頭のK竹に

     

    「Kさん、何もできないお前に何ができる?」

     

    「…」

     

    「気合見せるしかないやろ!」

    半ば強制的に役とは全く無関係なパンチパーマ。


    髭を70年代のトム・ジョーンズばりの

    「もみあげ」にカットして気合充填(笑)


    劇場の外のショッピング街ですれ違う若い女の子に

     

    「きしょっ!」

     

    囁かれながらも外見だけは充分に異彩を放ち、

    Kは記念すべき初舞台に立ちました。


    当時人気のAV女優の裏ビデオをK竹に貸して
    1週間程経ったので、

    「Kさん、もう観終わった?」

    「はぁ、……毎晩観てるんですけど
    …なかなか先に進まないんですよ…

    エヘヘッ…もう少しいいですか?」

    自室でブルーノ・サンマルチノ顔負けの
    「人間発電所」ぶりを発揮していたのです。

     

    彼の旺盛な自家発電力で彼の自宅はおろか、町内の

    全電力を彼の右手が担っていたという説もあり、

    地域から感謝状まで出たとか出なかったとか…(笑)

     

     

    日々イジり倒される気弱なKは初めのうちは、

    先輩の僕が怖くて嫌々だったに違いありません。

    しかし内なる変態の血が共鳴したのか、
    次第に息が合ってきたのです。

     

    何人かで雑談中、僕が何の脈絡もなく
    「Kさん、チ●ポ出してみぃ」というと
    ポケットから煙草を取り出す程度の
    さりげなさでズボンのファスナーを降ろし
    「はい」と出します。
     

    もはや命令や強制もなく、僕とK竹の間で茶道でも

    嗜むように「下ネタサロン」の趣が出てきました。
     

     

    はなしは手持無沙汰の稽古場に戻ります。


    雑談にも退屈してきた時、僕は棚にある
    「ある物」に気が付いてしまったのです。

    某先輩がとあるプロデュース公演に客演し、
    「ある小道具」をお土産に持って帰ってきました。

    その芝居の劇中、天井から吊るされた無数の男根が
    降りてくるシーンがありました。

    お土産とは、その男根のひとつだったのです。

    樹脂製で玉袋つき…それはそれはリアルな代物でした。

    当初は皆、珍しがって触ったりしてましたが、
    それも飽きられ、稽古場の棚に無造作に置かれていました。


    僕は無言のままKに目くばせをし…

    「…(なぁ)」

    「…(はい?)」

    「…(ちょっとつけてみる?)」

    「…(はい)」

    アイコンタクトを理解したK竹がファスナーを

    降ろして装着してみると…


    「グヮハハハハ!!」


    「極上の餌」を見つけた大馬鹿者にスイッチが

    入ってしまいました。

    K竹は稽古場の隣の事務所に用事があるそぶりで
    入っていきましたが、残念ながら作業中の後輩の

    女の子達は無反応(の振り)。

    「じゃあ1階に行こう!」

    この建物はOガスの旧営業所を改装したもので、
    1階に小劇場と小洒落た雑貨店、カフェレストランがあり
    2階に我々の稽古場や事務所、さらに「チケットぴ●」
    などが入っており、京阪神のクリエイティブな人達が
    集うメッカとなっていました。



    しかし1階の雑貨店の店員さんも気付かないのか無反応。

    「面白くないなぁ…、外行こう外!」

    道路に出た途端、向こうから巡回の警察官が…

    慌てて中に戻りました。



    初めに戻ってこの建物全体の支配人のEさんの事務所…

    「先日な、下の●●●の店員の女の子から
    変質者が来店しましたと報告があったんや」

    「はぁ…」

    「Gパンから変なものを出して店の中を
    うろついていたらしい」

    「はい…」

    「2人組でどうも1人が指示してたみたいなんや」

    「…」

    「恰好からして、どうも劇団の人みたいやった
    という報告で調べとったらな…」

    Eさん、「●MS新聞」を机の上に広げました。

    ここの文化事業を紹介するフリーペーパーで
    今月号の表紙は僕らの中国公演の舞台写真でした。

    「で、この人とこの人です!という事でな…」

    「…申し訳ありません」

    弁解の余地はありません。

    ただ、本物を出していた訳ではなく
    作り物をつけて遊んでいた事を説明しました。

    「…ほんま、中学生やないねんから」


    「そんな遊びは上(2階)だけでやっといてぇな」

    普段、懇意にしてくれているEさんの言葉だけに
    さすがに情けなく、痛かったです。


    事の顛末をN座長に報告したら幸い
    笑って不問に付してくれました。



    しかし笑って済ませてくれない人がいました。

    僕の当時の嫁です。

    隠していても早晩発覚すると思い、

    家に帰って話をしたら…

    「…情けない…馬鹿過ぎる!」

    「…」

    「K竹君を呼んできなさい!」


    「〜あなたは原さんの事が好きで付いて

    まわっているかもしれないけど、それは

    あなたにとって何のプラスにもならないって〜

    私が懇々と説いてあげる!」

    「…」

     

    僕もK竹もとっくに30歳を過ぎてます。

     

    返す言葉はありません。

     

    この正論過ぎる正論に、懲りない僕も
    今度ばかりは少し反省し、K竹との「下ネタサロン」
    は解散し、普通の先輩・後輩に戻りました。




    数か月後、夏です。


    若手公演のオープニングの集団シーンの稽古中です。

    若手じゃない僕は、今回はサポート的な役で
    演出のN座長らと稽古を見てました。

    まだ公演までは間がありピリピリ感のない雰囲気です。

    僕の隣の某が笑いをかみ殺し小さくK竹の方を指さしました。

    見ると長く垂らしたTシャツでよく見えないのですが、
    ジャージを下にずらし「半ケツ」を出しているんです!

    あの気弱だったK竹が大胆にも稽古中に…!

    一生懸命やっている他の若手連中の邪魔に
    ならないように僕も笑いをかみ殺してましたが、
    K竹にはそれが嬉しかったようで、更にジャージを
    ずらしパンツともども足首の上まで落としています。

    「はいはい!」

    N座長が稽古を止めた途端、見てるみんな
    堰を切ったように大爆笑です。

    一緒に笑っていたN座長もさすがに立ち上がり
    K竹の頭をペチンとやろうと近づいたところ…

    驚いた事に!

     

    K竹は悪びれもせずヘラヘラ笑いながら、
    ジャージをずらしたケツ出しのまま
    ガニ股でピョンピョン跳ねるように高速で
    稽古場の外に逃げて行ってしまいました。

    皆、唖然としました。

     

    そうです。

    K竹はこの瞬間、

     

    僕の子分でも何でもなく
    「一個の独立した大変態」として、

    僕等の見知らぬ何処かに

    大きく飛び立って行ったのでした。

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    負けて「世界基準」の強さを証明!村田諒太の「不可解」判定

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       唖然とする判定結果でした。

       

      当日、久々に人数が集まったのでインディアカの練習に行き、

      結果を知りたくなかったのでスマホを見ずに家に帰り、

      期待と不安でドキドキしながら夕食そっちのけでテレビの

      前に座り込んで録画を観戦しました。

       

      4Rには苦手と思っていたカウンターで見事なダウンを奪い…

       

      「やっぱ村田は強いわ!」

       

      …そして

       

      「えっ、え〜っ!」

       

      1週間経ちますが、いまだに紛糾している事はご存知の通り。

       

      ネット上では様々な情報が飛び交って喧々諤々!

       

      今まで何処で息を潜めていたのであろうか、

      湧いてきた「玄人」さんや「識者」さん…

       

      訳知り顔のにわか評論家で溢れてかえっています。

       

      5.20  東京・有明コロシアム「ボクシングフェス2017 DAY1」

       

      WBA世界ミドル級王座決定戦 12回戦
      暫定王者・アッサン・エンダム(カメルーン)

                     2−1

      同級2位・村田諒太(帝拳)


      ※116−111、110−117、115−112

       

      問題の採点の内訳  

      ジャッジ

      カイズ(米国)、パディージャ(パナマ)、アール(カナダ)
             エンダム×村田
      1回 3者10−9
      2回 3者10−9
      3回 9−10、10−9、10−9
      4回 3者8−10
      5回 9−10、10−9、9−10
      6回 3者9−10
      7回 3者9−10
      8回 3者10−9
      9回 9−10、10−9、10−9
      10回 9−10、10−9、10−9
      11回 9−10、10−9、10−9
      12回 9−10、10−9、10−9


      計 110−117、116−111、115−112

       

      採点の基準は有効打→攻勢→防御→主導権の順に

      ラウンド毎の独立した採点で行われます。

       

      試合全体の印象では村田選手の圧勝でしょうが、各ラウンドの

      独立した採点ですので中差の判定勝ちだと思いました。

       

      パナマとカナダのジャッジが9R〜12Rの4ラウンドを

      全てエンダム選手に振っているのは納得できません。

       

      特にパナマのパディージャという人は、エンダム選手が

      ダウンを喫した4回と6、7回の3ラウンドだけ村田選手に

      振った以外は全てエンダム選手のラウンドです。

       

      これはおかしいと思います。

       

      しかし、いかに抗議しようが判定結果が覆った例はありません。

       

      WBAの会長が批判をかわす為か、ろくに検証もせずに無責任に

      再戦指示を出し、2名のジャッジに6か月間の資格停止処分に

      したそうです。

       

      再戦指示には拘束力はありませんし、するか否かは両陣営の

      交渉のみに委ねられますが、再戦になれば再びWBAに承認料が

      入る仕組みです。

       

      エンダム選手側からすれば、早いフットワークもシャープなパンチも

      通用しなかった村田選手との相性は最悪に近いものがあるでしょう。

       

      チャンピオンにもなりましたし、フランス開催を主張して

      アメリカでのビッグマッチ並みのファイトマネーを要求するに

      違いありません。

       

      ミドル級での世界挑戦、しかもホームの日本での開催の場合、

      日本国内のマーケットだけでは莫大な経費の回収が難しいので、

      軽量級とは比べ物にならない程ハードルが高いのです。

       

      再戦の交渉は困難を極めるでしょう。

       

      ただ救いもあります。

       

      プロ転向後、世界的強豪と戦った事がない村田諒太選手の

      プレスや右の強打が通用するのか不安視していましたが、

      「敗れてなお強し」を世界に強烈に印象づけました。

       

      今回のおかしな判定でかえって村田選手の強さが

      世界中に大々的に広まった感があります。

       

      GGGことゴロフキン選手を頂点とするミドル級戦線の

      トップグループ入りを世界が認め、WBO・WBCの

      他団体からオファーが届いているそうです。

       

      階級が細分化し、一階級の何人もの世界チャンピオンが

      存在する今、アメリカを中心とした世界の趨勢は、

      「何階級制覇したか」「何度防衛したか」よりも

      「誰と闘ったか」「どんな闘いだったか」に主眼が

      置かれています。

       

      現状、残念ながら日本は「ガラパゴス状態」なのです。

       

      例えば先日の井岡一翔選手の防衛戦の相手のタイの選手。

       

      61連勝中の強豪という触れ込みで煽ってましたが、

      どんな相手に61連勝したのか?は戦前に一切

      語られていませんでした。

       

      少しでもボクシングに詳しい人なら、61連勝もしてて

      何故世界タイトルに無縁だったのか?

       

      という時点でだいたいの想像がつきます。

       

      実際、到底一流とは言えない選手でした。

       

      極力リスクを避けた、こんな小手先で誤魔化すような

      マッチメークは、日本国内のマーケットだけを対象に

      してるから通用しているだけであって、これでは

      いくら防衛を重ねても本場では全く見向きもされません。

       

      ともかく村田亮太選手、現役続行の意向のようです。

       

      「世界基準」の強さを証明したので、これからも

      ビッグマッチのオファーが来る気がします。

       

      試合の結果は腹立たしく残念ですが、彼の今後は楽しみです。

       

       

      上で「誰と闘ったか」「どんな闘いだったか」に主眼が

      置かれていると書いていたら、中量級の層が薄い日本から

      アメリカに主戦場を移し、強豪相手に奮闘を続けていたのが

      評価された亀海選手に超ビッグ・チャンスが飛び込んできました!

       

      中量級のビッグネーム、ミゲル・コット選手の復帰戦の相手が

      日本の亀海(かめがい)喜寛選手に決定しました。

       

      8・26 ロサンゼルス
      ▼WBO世界Sウェルター級王座決定戦 12回戦
      同級1位・ミゲル・コット(プエルトリコ)

                        ×

      同級5位・亀海喜寛(帝拳)
       

      コット選手は1試合のファイトマネーが10数億円にも

      なった事がある全身刺青のスーパースターです。

       

      亀海選手を復帰戦の調整相手程度に舐めてかかると、

      大番狂わせもあり得るマッチメークです。

       

      もし勝てばテニスの錦織圭選手のグランドスラム制覇、

      ゴルフの松山英樹選手のメジャー制覇に匹敵する快挙です。

       

      地上波テレビには殆んど登場した事がないので、

      知らない方が多いと思いますが、

       

      亀海喜寛(かめがい よしひろ)

       

      覚えておいて損はない名前です!

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      「伝説のジャージ事件」改題「西日本一愚かな中学生」

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         新年明けましておめでとうございます。

         

        旧年中はお世話になりました。

         

        原酒店は4日から営業いたします。

         

         

         

        で、既に正月休みにも飽きてきた人も

        いるのではないでしょうか?

         

        休みが短い僕でもこんな時は商品紹介よりも

        馬鹿話がしたいので、新年一発目にふさわしいか

        はなはだ疑問ですが(笑)、退屈しのぎに読んでください。

         

        ブログ開設2周年記念に書いたものを加筆しました。

         

         

         

         

        中学時代のはなしです…


        登場人物をイニシャルで書くと各方面に迷惑がかかる

        恐れがあるので今回はA・B・C・Dでいきます。



        僕が3年間通った福岡市立K中学校。

        屋上プールの体育館ができた以外は当時と

        あまり変わっておらず、校舎と体育館の奥に

        グランドとゴミ焼却場がありました。


        以前も弊ブログに登場したA。


        自宅も兼ねている大きな料亭の一人息子で、
        小太りの坊ちゃん刈りで「ミニラ」のような風貌。

        その中身は「性欲が中学生の皮を被り」
        歩いているような男です。

        中学2年時に同じクラスになりました。

        「その手」の話になると、三日月のような細い目になり
        好色にほころぶ口元は完全に中学生離れしていて、

        殿山泰司さん演ずる「エロおやじ」のようなオーラを

        全身から発散させてました。



        僕も「その手」の中学生ではありましたが、
        積極性と家の財力が決定的に違いました。


        大きなAの家に遊びに行けば、料亭の仲居さんの着替えを
        覗かせてくれ、洋モノの高価なエロ本が欲しいと言えば、
        Aはタクシーで本屋に乗りつけ、堂々と買ってきてくれます。

         

        (覗きに関しては当然仲居さんは気づいていたと

        思いますが、お坊ちゃまのやる事に異を唱え

        難かったんじゃないでしょうか)

         

        女子大生の家庭教師に手を出して筆おろしを

        済ませたり、タクシーに乗ってトルコ(当時)

        に行ったり、中学生の僕らには手の届かない願望を

        親の財力で(というか親の常識外れの放任&甘やかし)
        いとも簡単に手に入れる中学生で、

        その手のエピソードには事欠かない男です。

        どちらかというと「醜男」の部類なのですが、
        女子生徒にも積極的で次から次にふられても
        一向にめげず、あっけらかんと僕らに報告するのです。

        「どうしようもないけど憎めないヤツ」

         

        それが一種の愛嬌となって、ある種の人気者でした。



        中学3年のある日…


        男子生徒の人気1〜2を争うB子ちゃんに

        片想いしたAは身の程も知らず

         

        「俺と付き合って!」

        Aのキャラを熟知しているいるB子ちゃんも
        そこはなかなかのもので

        「アディダスのジャージを買ってくれたらねっ❤」

        Aにはお安い御用です。


        …しかし中学生とはいえ女とは怖いもので

        「一緒にC子ちゃんの分のアディダスのジャージも買ってぇ❤」

        唐突にC子という名前が登場してきましたが、
        C子ちゃんもプロポーション抜群で、

        学年トップクラスの美形なのです。

         

        因みにモテる・モテないでいうと、ピラミッドの底辺を

        しっかりと支えていた僕には、B子ちゃん、C子ちゃんは

        遥か上に霞む存在で、口を利いた事すらありませんでした。

        ※写真はイメージです

         


        「アディダスのジャージ」

        当時でも上下で1万3〜4千円はして、中学生の

        小遣いじゃとても買える代物ではありません。

        お金持ちの子は「アディダス」や「プーマ」を
        着てましたが、普通の家庭の子はお年玉を貯めて

        やっと…という高級品でした。


        愚かにもB子ちゃんに脈ありと睨んだAは、

        2人分のアディダスのジャージを購入。


        …しかしAも只のお坊ちゃま、お人良しじゃありません。


        C子ちゃんの分まで買わされた事は
        流石に釈然としなかったようで…

        プレゼントする前の晩にC子ちゃん用の

        ジャージを袋から取り出し…



        …熱いパッションを…



        …ジャージに盛大に…



        …再び丁寧に畳んで袋に戻したのです。


        (ざまあみろ!スッキリしたわい!)


        そんな気分だったのでしょう。



        翌日、プレゼントした事よりも、前夜の自分の

        「快挙」(実際には愚挙)が嬉しくて嬉しくて

        黙っているのを我慢できなかったのでしょう。

         

        AはDに報告してしまいました。

        …しかしDは相手が悪すぎました。

         

        中学入学時に初めて見た時、ひとり大人が

        紛れ込んでると錯覚した程、デカくてワルなDです。


        その日のうちに学年中に知れ渡りました。

        僕や男の友人たちはAの愚挙に涙を流して笑いましたが、

        情報は当然B子ちゃん・C子ちゃんにも…



        その日のグランド奥ののゴミ焼却場。

         

        煙突の煙が普段よりも高く舞い上がっていたのは
        言うまでもありません。
         

         

         

         

        あれから40年近く経っても男の同級生が集まれば

        話題になる「伝説のジャージ事件」。

         

        登場人物・行為・オチ…どれを取っても愚かさに

        おいては非の打ちどころがありません(笑)

         

        Aはというと、人生の前半で一生分の金と精を使い果たして

        しまったようで、中年以降は苦労しているようですが、

        「どうしようもないけど憎めないヤツ」振りは健在なのです。

         

         

        本年も宜しくお願いいたします。

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        ちょっと楽しみなことをいくつか…

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           ちょっと先のお知らせを…

           

          11月5日(土)の夜、福岡市中央区渡辺通にある

          和のお酒 和のごはん 喜々(きき)さんにて

          「焼酎の会」を開きます。

           

          喜々さんでは日本酒の蔵元さんを招いて度々会を

          開いていますが、焼酎の会は初めてとの事です。

           

          この時期は仕込み真っ只中なので

          蔵元さんを招くのは難しく…

           

          …代わりに…

           

          …全然なってませんが(笑)

          僕が案内役を務めさせてもらいます。

           

          蒸留したての焼酎と熟成させた焼酎との違いや、

          こんな飲み方もありますよ…的な提案や、その他

          参加の皆さんと雑談の予定です。

           

          自分の仕事が終わって駆けつけますので、

          夜の9時頃のスタートになると思います。

           

          普段、なかなか直接お話をする機会がありませんので、

          よろしかった参加しませんか?

           

          僕も楽しみにしてます。

           

           

          ここからはややマニアックな話題に…

           

          年末の楽しみが2つ増えました!

           

          内山高志、遂に再起!

           

           

          4月に王座を奪われた内山高志選手がジェスレル・コラレス選手

          (パナマ)との再戦に両者合意、確定したようです。

           

          大晦日の国内開催予定です。

           

          前WBA世界Sフェザー級スーパー王者、「日本ボクシング界のエース」

          内山高志選手は36歳。
          2010年に奪ったWBA王座は後の世界王者、三浦隆司ほか
          暫定王者のソリスやバスケスらを退け11度の防衛を達成。
          希望していた海外でのビッグマッチが実現せず、モチベーションを
          落としたところで4月、暫定王者コラレスにKO負け。
          再起を悩んでいたが、コラレスとの再戦が可能になったこともあり
          リベンジに立ち上がった。
          (以上、「拳論」より参照)
          前回はコラレスの奇襲攻撃がピタリとはまり、一方的なKOでした。

           

          今回は内山陣営もしっかり対策を練ってくるでしょうが、
          コラレス選手は左の変則でスピードがあり、はっきりいって
          強敵で、簡単にリベンジとはいかない可能性も大きいです。

           

          両選手の戦術次第では展開が読めないスリリングな一戦に
          なるでしょう。

           

          とにかく「日本のエース」にはやられっ放しで
          終わってほしくはありません!

           

           

          三浦隆司、激闘必至の巴戦!

           

          その前に同じスーパー・フェザー級の”ボンバー”三浦隆司選手が

          アメリカでの興行での何とメインイベントに登場します!

           

          12・17米・ロサンゼルス

          WBC世界Sフェザー級暫定王座決定戦 12回戦
          同級1位・三浦隆司(帝拳)

                    ×

          同級3位・オルランド・サリド(メキシコ)

          試合が正式に決定。暫定王座決定戦として行なわれる。

          HBO放送のロス興行となる。

           

          三浦選手は昨年11月、フランシスコ・バルガス選手(メキシコ)に

          9回TKO負けで王座陥落も、ダウンの応酬となった試合が

          アメリカの有力メディアなどで「年間最高試合」といわれ、

          負けても商品価値が上昇した。

           

          王者バルガスは6月の初防衛戦でサリドとドロー。

          本来はこの勝者と三浦が対戦するプランだったが、

          バルガスは試合の負傷で戦線離脱。

           

          そこで持ち上がったのが三浦とサリドの事実上の挑戦者決定戦だ。

          サリドは43勝(30KO)13敗4分、35歳。

          2010年にIBF世界フェザー級王座獲得も、

          WBA王者ユリオルキス・ガンボアとの

          統一戦が体重超過で判定負け。

           

          しかし、翌戦でWBO王者ファン・マヌエル・ロペスを下し2冠目を獲得。

           

          2013年、3度目の防衛には失敗するも、翌戦で空位の

          王座決定戦に勝って王座返り咲きに成功した。

           

          その初防衛戦で戦ったのがデビュー2戦目の五輪金メダリスト、

          ワシル・ロマチェンコだったが、落とす気の見えない体重超過で、

          試合には勝ったが王座は失った。

           

          その後、ターサク・ゴーキャットジムとの

          WBO世界Sフェザー級王座決定戦に勝って2階級制覇。

           

          これは初防衛戦でローマン・マルチネスに奪われ、

          ダイレクトリマッチもドローだった。

           

          人気選手であることから世界戦のチャンスも多く、

          7連続世界タイトルマッチとなっていた。

           

          相手の知名度が高いだけに、三浦選手にとっては

          世界タイトルマッチに匹敵するビッグマッチといえる。

           

          (こちらも「拳論」より参照)

           

           

          「メキシコの激闘王」ともいえるサリド選手は、

          体重超過の常習犯でダーティファイトでも知られています。

           

           パンチの破壊力では三浦選手が上でしょうが、サリド選手は

          耐久力もあり勝負はどう転ぶかわかりません。

           

          三浦×バルガス=激闘    バルガス×サリド=激闘

          で、三浦×サリドも激闘は避けられません。

           

          しかしここを勝ち抜くと、アメリカでの高額ファイトマネーの

          更なるビッグマッチのオファーが来る可能性大なのです。

           

          放送は地上波ではなくWOWOWだけかも知れませんが、

          今から楽しみな一戦です。

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          「プチ芋の細道」…鹿児島焼酎蔵訪問記

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             予想以上の熱戦に興奮しました!

             

             この珠玉の2試合をたったの1時間枠の

            地上波放送じゃ駄目でしょう!

             

            9・16エディオンアリーナ大阪・第1競技場

            「ワールドプレミアムボクシング24」


            ▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
            王者・山中慎介(帝拳)

                 7R 1分9秒 TKO

            同級1位・アンセルモ・モレノ(パナマ)


            ▼WBC世界Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦

            同級5位・長谷川穂積(真正)
              9R終了TKO

            王者・ウーゴ・ルイス(メキシコ)

             

            2試合とも日本人選手が負ける可能性があると

            以前書きましたが、壮絶な打ち合いの末

            山中、長谷川選手が見事生還しました。

             

            今は興奮しているので録画を改めて見直そうと

            思っていますが、年間最高試合は現時点では

            この2試合のどちらかが選ばれるでしょう。

             

             

            こちらは応援ありがとうございました!

             

            リオデジャネイロ・パラリンピック、視覚障害者柔道

            100kg超級で大学時代の友人の親戚(従姉の息子さん)

            正木健人選手が銅メダルを獲得しました。

             

            ロンドンに続いての連覇は叶わず、本人は無念そう

            でしたが2大会連続メダルは見事なものです。

             

            組み合った状態から始める視覚障害者柔道、

            僕のように高校柔道経験者の2段程度では

            太刀打ちできないであろうレベルの高さでした。

             

             

            さて今回の本題…

             

            ちょっと時間は経ちましたが9月11日の日曜日、

            お昼前に出発してちょっくら鹿児島に行ってきました。

             

            九州道の熊本の一区間はまだ震災からの復旧工事中で、

            片側通行の部分がありますが、南九州道に入り水俣付近から

            国道3号線を南下。

             

            ここを通る度に「この海の向こうはかの大陸か…」、東シナ海です。

             

            今回のメインは薩摩川内市のこちらにお邪魔する事。

             

            いまだ取引がない為、実名を書くと検索に引っ掛かって

            先方に迷惑がかかる恐れがあるので一部伏せますが、

            焼酎ファンなら誰でも知ってるM尾酒造さん。

             

            昨年代替わりしたM尾さんの娘婿のU郷さんに

            ご挨拶がてらの仕込み見学です。

             

            裏の山で捕まえたウリボウ。

             

            小さいうちから飼うと懐くそうで、出入りの

            業者さんがペットにする為持って帰りました。

             

            他所の蔵元さんよりひと足早く盆前から仕込みに入っていて、

            既にフル稼働しています。

             

            蒸しあがった米に麹(黒麹ゴールド菌)を振り掛け、

            更にドラムを回転させ全体になじませます。

             

            麹菌を繁殖させる三角棚で麹米を切り返す

            若社長兼杜氏のU郷さん。

             

            「若」といっても蔵に入って15年程。

            「さつま寿」の尾込さんや知覧醸造の森社長と同年代、

            働き盛りの「中堅」どころです。

             

            再び呆れるほど綺麗に均します。

             

            「ここはこんなもんでいいか…」仮にどこかの工程で手を抜くと、

            最終的に焼酎の味のどこかに出てしまうかも知れない。

             

            そう思うと気が抜けない地道な作業が数か月続くのです。

             

            この日仕込んでいた麹米はタイ米。

             

            黒麹(白麹も)はクエン酸を発生させて腐造を防ぎます。

             

            故に食べてみるとやや酸味を感じます。

             

            「薩●茶屋」はタイ米で「村●」は国産米仕込み。

             

            米麹をアルコール発酵させる一次仕込み。

             

            この時期は外気温が高い為、冷却装置を使っても

            温度管理が難しいそうです。

             

            今年の芋(頴娃産コガネセンガン)の出来は良いとの事。

             

            アルコール発酵させた米麹に5倍の量の蒸して粉砕した

            芋を掛け合わせて、再び甕壷に戻して発酵させます。

            (二次仕込み)

             

            ブクブクと元気よくアルコール発酵してますが…

             

            櫂棒を入れて撹拌すると…

             

            更に元気よく醪(もろみ)は発酵し、7〜8日で発酵を終えます。

             

            このあと蒸留して焼酎の原酒になります。

             

            「芋焼酎の造り方」の説明みたいになりましたが、

            この後、若社長のU郷さんと色々とお話しさせて

            もらいました。

             

            お義父さんとはタイプが違いますが、U郷さんも

            喋っててとても楽しい方です。

             

            とにかく一日も早い「片思い」からの脱却を願い、

            M尾酒造さんを後にしました。

             

             

            北薩の内陸部に向かい1時間程車を走らせ…

            既に夕暮れが迫っており、もう一軒だけ。

             

            伊佐市菱刈町、「伊佐大泉」の大山酒造さん。

             

            こちらは仕込みが始まったばかりで、お邪魔した時点では

            米麹の一次仕込みだけです。

             

            ここは「手造り麹」。

             

            ドラムを使わず甑(こしき)で米を蒸し、手作業で

            麹菌を混ぜ込み、「もろ蓋」と呼ばれる木箱に小分けし

            一定の室温の麹室で繁殖させます。

             

            放置すると麹米の温度が上がりすぎる為、夜間数時間おきに

            「もろ蓋」の位置を変え温度調整をします。

             

            杜氏の山下さん(写真)は仕込みの期間中、ずっと蔵に

            泊り込み麹の番をするのです。

             

            日本酒でも焼酎でも造りの現場を見ていつも思う事ですが、

            「バカ」と「怠け者」には絶対できない厳しい仕事です。

             

            「伊佐大泉」の麹米はタイ米で白麹。

             

            米麹をアルコール発酵させる一次仕込みの様子。

             

            ここから幾つもの工程を経て焼酎になるのですが、

            今季の新酒「新焼酎 伊佐大泉」を原酒店では

            初めて取り扱う予定にしています。

             

               乞うご期待!です。

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            盆休み、玄界灘の孤島・小呂島(おろのしま)へ…

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               原酒店は8月14(日)・15(月)・16(火)の3日間

              お盆休みをいただいてますが、お盆も開けている

              飲食店さんへの配達があるので、完全な休みは

              14日の日曜日だけ。

               

              仕方がない事とはいえ零細個人商店の悲しさ、

              なかなか連休が取れません。

               

              とはいえ、その1日でなんとか遠出気分を

              味わいたいもの。

               

              …小呂島(おろのしま)に行ってみたい…

               

              小学生の頃から地理が好きで地図ばかり眺めていて、

              離島に対する漠然とした憧れがありました。

               

              10数年前に福岡に帰ってきてからも度々ネットで

              小呂島の情報を…しかし数年前に調べた時は、

              日帰りの便が週に2日だけで、残念ながら日曜日に

              日帰り便はなく諦めてました。

               

              が、どうやら改正あったようで週に4日、それも日曜日にも

              往復の便があり一段と好奇心が膨らんできました。

               

              ただ小呂島には民宿はおろか食堂も商店も

              ないとの事なので、しけ等で欠航が出た際は

              野宿を余儀なくされます。

              (実際には漁協の購買所がありましたが日曜は休業)

               

              同行するE子さんはトイレの心配をしていて、

              事前に市営の渡船場に問い合わせの電話をすると

              無愛想な声のオヤジが投げ捨てるように…

               

              「島にトイレなんかありません」

               

              「えっ、女性はどうするんですか?」

               

              「女の人は行きません」

               

              だと…(本当かなぁ?)

               

               

              で14日の日曜日の朝、凍らせておいたお茶にコンビニで

              買い足したおにぎり等をクーラーボックスに詰めて姪浜

              (めいのはま)にある市営渡船場へ。

               

              この港のメインは福岡市民憩いの島、能古島(のこのしま)行きの

              フェリーですが、ひっそりと小呂島行の小型船「ニューおろしま」も…

               

              渡船場の無愛想オヤジが言う事にも一分あり、島民や帰省客以外は

              釣り客が殆どで、物好きな観光?の乗船客は僕等くらいみたいです(笑)

               

              晴天続きで池のように凪いだ博多湾と能古島。

               

              内海の博多湾と外海の玄界灘の境に位置する玄海島。

              もう活動はしてませんが、福岡県唯一の火山島です。

               

              ここから外海になりますが、荒波で有名な玄界灘は幸い

              穏やかで、懸念していたE子さんの船酔いも大丈夫そうです。

               

              ん、竹島?…玄海島を過ぎてすぐに柱島という無人島。

               

              姪浜から65分、北西に約40km、長崎県の壱岐の

              東側に位置する周囲3.2kmの小島が小呂島です。

               

              防波堤の外側に大きなテトラポットが積まれ、荒波から港が護られてます。

               

              島の渡船場の受付の女性からお借りした地図は

              この後大いに助かりました。

              (赤字は僕が後から加工した書き込みです)

               

              6畳ほどの待合室にはちゃんとトイレもありエアコンも

              効いていて、電話の無愛想オヤジはやはり嘘つきでした(笑)

               

              島の周囲は断崖絶壁で砂浜も周回道路もなく、車が通れる

              道路は島の中央の小・中学校までの1本だけです。

               

              小呂島は人口約200人の漁業の島、福岡市西区に属しています。

              港周辺の僅かな平地に民家が集中し、すぐに急坂になります。

               

              E子さんは坂の途中であえなくリタイア、日陰で待機という次第。

               

              この機会に生っ白い体を焼きたくもあり、上半身裸に

              リュックを背負いサンダル履きでひとり目的地に

              向かいますが、この舐めたスタイルが後にアダに…

               

              川がない為、雨水を貯水していますが日照り続きでやや心配です。

               

              急速濾過器と書いてます。

               

              舗装道路の終点が小呂小・中学校。

               

              先程書いた目的というのは、戦時中に母方の祖父が招集され、

              当時要塞化されていたこの島に一時期配属されていたという

              話を聞き、一度は行ってみたいと思ったことです。

               

              地図を見ると小・中学校の手前から東側に入る道

              (赤線を引いたところ)があるのですが、なかなか

              見つからず3度行ったり来たりして、やっと雑木林の

              切れ目を見つけ中に入って行きました。

               

              砲台があったそうで、弾薬庫跡です。

               

              更に奥に入ってじいちゃんがいたであろう場所を目指しますが、

              蜘蛛の巣だらけのジャングルの様相に…

               

              邪魔になる枝を折り蜘蛛の巣を切りながら、道らしきところを

              進みますが、汗だくの裸の上半身と足に虫が纏わりつき、

              樹木の切れ端で擦り傷だらけになってしまいました。

               

              ここにきて「川口浩探検隊」よりもふざけた格好を後悔し、

              流石に危険を感じ引き返そうかと思いましたが、次にいつ

              来れるかわからない小呂島。

               

              距離的にはそう遠くなさそうなので、進みます。

               

              半分埋まってますが、それらしき碑が!

               

              ありました!旧海軍の望楼(見張り台)跡。

               

              (中に入って白骨死体でもあったらどうしよう…)

               …こう見えて結構怖がりなんです(笑)

               

              ややビビリながら中に入ると…30畳ほどありますが、まさに廃墟…

               

              奥に上階への階段が…

               

              蜘蛛の巣をかき分け上がると10畳ほどのここが望楼。

               

              窓の外は手つかずの70余年の月日を物語るように、土が

              堆積し樹木に覆われ一望できた筈の玄界灘は見えません。

               

              こんな孤島に配属された70余年前のじいちゃんに思いを馳せて…

               

              実はそんな余裕はありませんでした(笑)

               

              廃墟の薄気味悪さと腕や肩に纏わりついた蜘蛛の巣の

              不快感に、一刻も早く立ち去りたかったのが本音です。

               

              下りの帰り道は更に難儀しましたが、何とか道路にたどり着き…

               

              海が見える景色は壮観です。

               

              港の外側の磯で荒波に浸かると13時20分姪浜行き

              「ニューおろしま」の出航時間は間近です。

               

              僅か3時間ちょっとの滞在時間でしたが、好奇心を

              充分に満たしてくれる「玄界灘の孤島」でした。

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              ブログ開設4周年記念!「真夏の夜の日本海で」

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                 ロンドンオリンピック開幕前の2012年7月31日に

                スタートした「原酒店の気ままブログ」。

                 

                多くの方々からのアクセスに支えられ、お蔭様で

                丸4年を迎え5年目に突入する事ができます。

                 

                この1年は少々ネタの使いまわしをしつつも、

                やや更新頻度が落ちてますが、自分で「飽き」が

                来ないように楽しみながら書いていますので、

                ペースが落ちているのは何卒ご理解願います。

                 

                 

                さて、4周年に特別な商品を…といっても頻繁に

                商品紹介している為、今回特に隠し玉は無し!

                 

                …です、すみません(汗)

                 

                 

                4周年記念の商品紹介でないなら常々

                「夏は嫌いだぁ!」と連呼しているので、

                その嫌いな夏にまつわるはなしを少々…

                 

                 

                何度か書いてますが僕が夏嫌いになった最大の要因は、

                高校時代の柔道部と大学時代のアメリカンフットボール部の

                夏の練習の耐え難い暑さ!辛さ!苦しさ!

                 

                特に夏合宿!

                 

                高校時代は校内での合宿だったというのは以前書いたので、

                今回は大学時代の夏合宿のエピソードを記します。

                 

                 

                大学時代は1・2・4回生時は信州・長野県内の高原でしたが、

                3回生時の夏合宿だけは京都府の日本海に面した網野町でした。

                (現在の京丹後市網野町)

                 

                「平地は暑そうで嫌やなぁ」とか思ってましたが、

                合宿中は雨が多くて意外と涼しかった記憶があります。

                 

                宿舎は旅館か民宿か記憶が定かじゃありませんが、

                一部屋に結構な人数が寝起きしてたと思います。

                 

                練習場所は何故か町内の小学校の広いグランド。

                 

                午前中の練習は走りこみや当たり等フィジカル中心のメニュー。

                 

                午後は本番の秋のリーグ戦が近いので、戦術練習や

                実戦形式中心のメニュー。

                 

                過ぎてしまえばいとも簡単に書けてしまいますが、

                通常の練習よりも強度を上げて時間も長く内容も濃く、

                一日の全メニューが終わる夕方にはグッタリした体を

                引きずように宿に帰る日々です。

                 

                宿にいる間、食事と風呂とミーティング以外は大部屋で

                寝てるか横になってひたすら体力の回復に努めます。

                 

                誰かの持参のラジカセからはソウルミュージックが

                流れている事が多く、子守唄代わりに心地よく聴いてましたが、

                そんなゆったりとした空気を引き裂くように同期の某が

                マイブームなのか大相撲の琴風の「まわり道」を唸ってます。

                (ここを見るであろう本人の名誉の為、敢えて名前は伏せますが…)

                 

                ♪まわり〜道を しぃたぁけぇ〜れぇど♪

                 

                そのハリのないダミ声は、今思い出しても悪夢のような

                周波数で耳に突き刺さる不快な歌声でした(笑)

                 

                当時、合宿中に「中日(なかび)」なるものがありました。

                 

                4回生の判断で日程の半分あたりで午後の練習のみ

                休みにして休養に当てるという、疲れ切った体には

                何よりもの楽しみが中日でした。

                 

                強い雨の日の午後が中日となり宿舎で疲れた体を癒そうと

                思っていましたが…

                 

                何度か抗議したにも関わらず某は「まわり道」を

                唸ることを止めてくれないので、仕方なく何人かで

                雨の中外出しました(しかもパチンコでボロ負け)。

                 

                そんな合宿も最終日の練習が終わり、女子マネージャー

                持参のカメラで記念撮影。

                 

                赤丸が3回生時の僕です。

                 

                最後の夕食にはビールが出て簡単な打ち上げになり、

                元気者の1回生が座を盛り上げて穏やかにお開きの筈が、

                4回生の誰かが「海に行こう!」

                 

                そういえば琴引浜はじめ美しい砂浜が多い網野ですが、

                海を見ずじまいだったので全員で星空の浜辺に行き

                宴会の続きになりました。

                 

                1回生がバカ芸を繰り広げるのを心地よい潮風を

                受けながら笑っていると、アルコールが入って

                ご機嫌な4回生の誰かの心無い一言が突如僕を

                窮地に陥れたのです。

                 

                「2回…3回も何かやれや!」

                 

                「…」

                 

                2回生3回生みんな沈黙していると更に

                 

                「原!お前舞芸(舞台芸術学科)やろ、何か芸せい!」

                 

                (えっ、俺、別に宴会芸の勉強してる訳じゃないし

                …てか何で3回生の俺がそんな…)

                 

                そんな理屈を口にする間もなく「何かやれ!」

                他の4回生達も畳み掛けてきます。

                 

                酒に弱いせいもあってか、こういう酒席になると

                情けない事にからっきしの「芸無し」なのです。

                 

                (しかし俺のせいで盛り上がった場に水を差すのも…)

                 

                 

                「芸無し」がこの窮地を乗り切るには

                もう「あれ」しかありません!

                 

                 

                胎をくくって気持ちを鎮め、Tシャツを脱ぎ

                短パンを脱ぎパンツを脱ぎ…

                 

                1回生と「まわり道」で散々迷惑を蒙った某を道連れに…

                 

                いつもの練習開始時のように整列して広がって…

                 

                僕らから背を向けた女子マネージャーの

                10秒ごとの笛を合図に…

                 

                呼吸を止めずに…

                 

                心静かに…

                 

                伸ばした筋肉に酸素を送り込む事を意識して…

                 

                反動をつけずに痛くなる手前で…

                 

                4回生の爆笑の中に同期の「情けない…」の声が

                混じっていますが、気にせず心静かに潮騒だけに

                耳を貸し…

                 

                この数か月後には部の幹部になる「芸無し」は、

                仕上げに1回生時のクラシックバレエの授業で覚えた

                Y字バランスを披露し、苦しかった夏合宿を

                全裸のストレッチングで締めたのでした。

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                特盛りの逆・里帰り

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                   前回のブログで記してあった通り、6月4日(土)の仕事終わりで
                  急いでシャワーを浴び着替えて博多駅へ。

                  最終の新幹線に乗り込んで新大阪着。

                  先に実家に帰省していたE子さんに迎えに来てもらい、
                  深夜のE子さんの実家にお邪魔。

                  ほとんど挨拶だけで早々に轟沈。

                  翌6月5日の日曜日、遅めの朝食をとって昼前に出発。

                  向かった先は…天王寺区の一心寺シアター倶楽。

                  リニューアルしてからは初めて行く小劇場。

                  僕が20年在籍した南河内万歳一座の新作
                  「肥満男」を観に来ました。

                  福岡に帰って以降、本拠地の大阪で観るのは初めて。
                  (大阪ではやる側だったので当然か…笑)

                  劇場に着くと昔の後輩達やかつてお世話になった方々の顔が!

                  懐かしさに観劇前から心が波打ちます。


                  芝居は…始まりと終わりがなく無限に堂々巡りするような迷宮の渦に…

                  掛け値なしに面白かった!

                  これ以上書くとネタバレになりますが、2〜3回は観たい芝居でした。

                  終演後、ほうぼうへの挨拶を済ませ約四半世紀ぶりに
                  再会したかつての後輩達は当時は二十歳そこそこの女の子。

                  現在はママさんの2人とE子さんとの4人で喫茶店トーク。

                  当時はオフレコだった話も含めて積もる話で盛り上がり過ぎて、
                  次の予定に間に合わない程の時間になってしまった!


                  あべのハルカスをバックに…当時はカワイイおねえちゃん
                  でしたが、今の綺麗なミセスぶりにはちょっと驚きでした^^

                  伸びた鼻の下を巻き戻す暇もなく急いで新大阪へ…

                  大阪芸術大学アメリカンフットボール部、
                  卒業以来初めての同期会。

                  芸術系の大学だし適当にチャラチャラと…
                  そんな偏見があるかも知れませんが、大学の体育会です。

                  弱小チームなのは否定しませんがガッツリやってました。

                  …少し遅れて会場着。

                  既に集まっている皆を待たせてゴメン!

                  同期6人中5人参加と奥様も3人参加で計8人。


                  盛り上がったのは予想通りですが、面白かったのは「記憶のすり合わせ」。

                  長い歳月の経過で思い込みや記憶違いが多々あります。

                  話題は尽きません。

                  練習がハードで同期の部員はどんどん辞めていき、
                  それにも関わらず凄まじく弱かった1回生の頃。

                  弱いながらも光明が見えてきた2回生の頃。

                  勝つ喜びを覚え、ジワジワと上昇してきた3回生の頃。

                  前評判も結構高く飛躍を期待された4回生、最後の秋…

                  リーグ戦直前の度重なるアクシデントで急降下した
                  チーム力を立て直すことができず、無力感と屈辱感に
                  まみれての引退。

                  あれから数年は寝ようと目を閉じると、

                  「あの時…」

                  心の奥深くに沈殿していた後悔が浮かび上がってきて
                  何度もため息をつき眠れない夜もありました。


                  誰も知らない、そんな思いを共有できるのはこの男達だけです。

                  ふた晩くらい語り合っても話はつきないと思います。


                  最終の新幹線の時間が迫りお開きになった店外で
                  リクエストに応え歴代の主将がやっていた
                  「O.U.A VIPERS」(チーム名)のウォー・クライを
                  叫び一発で声が掠れてしまいました(笑)


                  高校の柔道部の仲間もそうですが、この仲間達も
                  「かけがえのない」というありきたりな言葉しか
                  僕には思い浮かびません。


                  演劇もアメリカンフットボールも大学進学で
                  大阪に来る前は全く無縁のものでした。

                  そういう意味では今回の大阪行きは、
                  もうひとつの里帰りのようなものでした。

                  心に沁みた旅も終わりこれで新幹線ですが、
                  fbで今回の僕の大阪行きを知った昔のファンの
                  女性がわざわざ見送りに来てくれました。


                  僕まで目隠しする必要はありませんが(笑)、
                  今やただの酒屋のオヤジに有難い事です。


                  福岡に帰りベッドに入ってもこの一日が
                  あまりにも「特盛り」だった為、気持ちが
                  昂ぶって寝付けませんでした。

                  翌月曜日の今も相変わらず昂ぶったままです。

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                  5月1日の熊本、黒川温泉は健在です!

                  0
                      5月3・4日の博多どんたく。

                    3日は雨と強風で明治通りを車両通行止めにしての
                    大パレードは中止になりましたが、これを書いている
                    4日は晴天で予定通りのスケジュールのようです。


                    「どんたく隊」に参加した事がないせいかも知れませんが、
                    個人的にはイマイチ興味が湧かない地元の大きな祭りです。
                    (尽力されてる方、楽しんでいる方、本当にゴメンナサイ)


                    ゴールデンウィークの営業予定を告知するのを
                    すっかり忘れてました。

                    今さら遅いですが…(笑)

                    5月3・4・5日は店は開けてませんが、
                    配達だけはやってます。


                    完全な休みはいつも通り日曜日だけなので、
                    その日(5月1日)はまた熊本に行こうと
                    考えてました。

                    その話をすると年配の両親は心配してましたが、
                    熊本や大分の人たちは今もそこで生活しているし、
                    例えとして適切かどうかわかりませんが
                    次のような話をしました。

                    坂本龍馬が乙女姉さんに送った手紙の一節です。

                    〜さてもさても、人間の一世はがてんの行かぬは元よりのこと、
                    運の悪いものは風呂より出でんとして、
                    きんたまをつめわりて死ぬるものもあり。
                    それと比べては私などは運が強く、
                    なにほど死ぬる場へ出ても死なれず、
                    自分で死のうと思うてもまた生きねばならんことになり〜


                    まぁ、どんなに用心深く生活していても
                    運が悪けりゃ風呂場できんたまを挟み割って
                    死ぬ者もあるという話です。


                    今回は大学の大先輩で熊本のカントリーミュージック界の
                    大御所的存在の「ビリー」ことFさん宅と、前回と同じく
                    大学時代の同期のN君宅に伺おうと、差し入れのパンを
                    買ってE子さんと福岡を午前10時頃出発。

                    片側通行の区間もありますが、九州道を快調に走り
                    熊本インターで降り市内へ。

                    4月17日に行った時は、かなり混乱し緊迫した空気を
                    ヒシヒシと感じましたが、5月1日の熊本はかなりの
                    数の店舗が営業を再開していて、必要な物資に事欠く
                    状況からは脱しているように思えました。

                    ただ損壊した家屋の屋根はブルーシートで覆われ、
                    廃材となった家財道具がいたる所で積み上げられて
                    いて、「落ち着いた」とか「復興が」とかいう
                    段階には程遠いのは明らかです。

                    ほぼアポなしで(失礼しました)伺ったビリーさん宅、
                    家の中はグチャグチャになったけど、昨日(4月30日)
                    からガスも通って、他所に比べればまだマシなほうだと
                    おっしゃってました。

                    地震以来2度目の訪問になるN君宅の屋根はブルーシートに
                    覆われていますが、家の中はかなり片付いたそうで、
                    「今回はうちでお昼を…」

                    食卓には豪勢な馬刺しが!

                    N君らしい気配りで申し訳ないとは思いつつ、
                    被災者宅で御馳走してもらうなんて滅多にない
                    経験だと、持ち前のポジティブ思考で遠慮なく(笑)


                    実は今回の目的のひとつに九州を代表する
                    温泉のひとつ、黒川温泉に行ってみようと
                    思ったこともありました。

                    熊本城はじめ甚大な被害を受けた観光地が多い中、
                    黒川温泉は軽微な被害で済んだそうですが、
                    キャンセル続出で閑古鳥が鳴いているとの報道を
                    複数見ました。

                    休日にどうせ何処かでお金を使うなら、熊本にお金を落とそう…

                    事前にN君と連絡を取っていると、N君の2人の娘さんも
                    温泉に行きたいと…

                    そりゃそうでしょう!

                    通算千回を超える余震の中、緊張を強いられてきた生活。

                    今、被災地には最低限の生活に必要な物資は足りたかも
                    知れませんが、もっと人間らしく生きて行く為の
                    「喜怒哀楽」の「喜」と「楽」が圧倒的に足りてません。

                    報道もそろそろ「悲劇」と「美談」だけでなく、
                    被災者感情を考慮しての「不謹慎」の縛りを
                    解いてもいい時期ではないでしょうか?

                    ということで、N君一家4人とN君先導で
                    熊本市内から黒川温泉に向かいます。

                    今回は一応地図でルートの予習をしていましたが、
                    通行止めや渋滞を知る地元民の先導は大いに助かります。


                    阿蘇の外輪山の峰伝いに走る「ミルクロード」


                    ここは何処の国?と思えるような高原の牧草地帯を
                    走り抜けます。


                    地元のN君一家には見慣れた風景だそうですが、
                    絶景に運転しながら感嘆の声を上げ続けます。


                    助手席のE子さんが走りながら撮りますが上手く撮れて
                    なかったので、この付近の画像をお借りします。


                    外輪山の眼下には世界最大級のカルデラ(二重火口)と、
                    噴煙を上げる中岳が一望できます。


                    1時間半ほど走り黒川温泉に到着。


                    地震がなければ超繁忙期の筈ですが、この静けさ。


                    おみやげ屋さんもN君の娘さん2人とE子さん以外誰もいません。


                    それでも山間の「超」人気温泉らしい美しさは変わらず。


                    僕らは温泉に浸かるだけの客でしたが、
                    旅館側は大歓迎してくれました。

                    僕はこうしてブログで発信する事くらいでしか
                    報えませんが、黒川温泉はほぼ無傷で健在です!


                    帰り道、この辺りの小国町はN家のルーツだそうで
                    N君の叔父さんが建立した「永江観音」に立ち寄りました。

                    山間の私有地?に仁王像を従えいきなり立つ黄金の観音像。

                    N君は「怪しげな…」とか言ってましたが…(笑)

                          おまけ

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                    熊本へ…17日の日曜日のこと

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                        熊本地震の状況は大分県にも大きな被害を
                      出しながら刻々と変化しているので、
                      昨日の情報は既に古かったりします。

                      なのでここでは備忘録として記しておきます。


                      4月17日の日曜日。

                      16日未明の本震を筆頭に地震の揺れは福岡でも大きく、
                      寝不足の数日間を過ごしてましたが、揺れが少なかった
                      この休日は10時頃まで爆睡。

                      アイスコーヒーを飲みながらシリアルで適当な
                      朝食をとって地震関連のテレビを観たり
                      face bookを眺めたり…

                      face bookには熊本市内で被災した大学時代の友人の
                      N君を心配するやり取りが…

                      大学は大阪だったので、やり取りは主に
                      関西方面の友人や先輩達。

                      避難所には行かず損壊した自宅に残る
                      苦境のN君一家に支援物資を送りたいけど、
                      個宅への配送は停止しているとの事。
                      (※17日現在)

                      支援物資はまず避難所が優先で、個宅の窮状は
                      行政もまだ把握できてないであろう…

                      手を差し伸べたくても届けられない皆のもどかしさが
                      手に取るようにわかります。

                      …そう思いながらも再び意識は遠のいていき…

                      「買い物行かないの?」

                      E子さんの声に起こされたのは
                      お昼も大きく回った時間帯。

                      二度寝したせいか頭も体もスッキリ。

                      「熊本のNのとこに行ってみようかなって
                      思っとうっちゃけど…」

                      唐突な言葉の事情を説明するとE子さんも快諾。

                      Nに電話して緊急に必要な物を聞いて
                      熊本行きの買い物に変更してスーパーへ。

                      原酒店に立ち寄り車を乗り換え、ブルーシートを
                      積み足して出発したのが既に夕方の5時。

                      急に思い付いたものでルートの確認をする時間の余裕もなく、
                      電話で聞いた行った事のないNの自宅の住所をカーナビに入れ、
                      「とにかく植木インターで降りて、緊急車両が通る
                      国道3号線は避けてと…」

                      行き当たりばったりは僕の得意技ですが、これはかなり(笑)


                      福岡の都市高速から大宰府インターで九州道に合流。

                      17日現在、九州道の植木インターから八代インター
                      までが通行止めで、熊本市内へは植木インターが
                      最短距離(最短時間ではないかも?)です。

                      福岡県内はスムーズに通過できて「想像以上に早く
                      着けるかな?」…思った矢先、熊本県内に入ると
                      菊水インターの2km手前くらいから出口渋滞。

                      「ここで降りればよかったかなぁ」

                      出口渋滞を横目で見ながら菊水インターを過ぎるとすぐに
                      植木インターの出口渋滞というか大停滞。


                      出口渋滞は1時間半強でした。

                      植木は西南戦争の激戦地で有名な「田原坂」の最寄りの出口で、
                      田原坂目当てで何度か降りた事はありましたが、国道3号線を
                      通らずにNの家にどう行こう?

                      持ってきた地図も市街地以外は広域で、
                      老眼鏡をかけても暗くてよくわかりません。

                      E子さんに運転を替わってもらったりしながら、
                      ナビの目的地の印を見て「方向的には間違ってないな…」

                      ナビは再三国道3号線を案内するけど無視。

                      訳のわかわない農道を通ったり戻ったり…

                      しまいにナビも黙り込んでしまいました。

                      どこを通ったか一切思い出せない珍道中。


                      植木インターは熊本市北区でNの自宅は東区ですが、多分
                      合志市〜菊池市〜大津町〜菊陽町〜益城町を通ってきたと思います。

                      道中、ブロック塀は崩れ落ちていますが夜道のせいか、
                      倒壊した家屋は目撃しませんでした。


                      途中、トイレを借りたコンビニの店内。


                      配送のトラックが荷下ろし中で、陳列待ちの
                      列を作る人々。

                      出発から4時間以上、悪戦苦闘の末にナビが
                      「目的地に〜」

                      電話するとNが迎えに来てくれて、二人の娘さんと
                      奥さんも戸外に出て迎えてくれました。

                      Nは心身共にかなり疲れている様子。

                      が、とにかく一家4人怪我なく無事を確認できました。

                      援助物資を渡し玄関前で記念撮影して、
                      再会を約し早々に帰路につきました。


                      帰りに立ち寄ったコンビニ。

                      大手のコンビニはいたる所で配送のトラックを
                      見かけますが、物流の機動力に劣る中小コンビニの
                      現実を見せつけられた気分です。

                      原酒店のような零細個人商店は言うに及ばずでしょう。


                      翌18日(月)あたりから支援物資の運搬の妨げに
                      ならないよう、一般車両の被災地への乗り入れを
                      控えるようにとの報道が増えました。

                      「私」よりも「公」が優先されるのは、この時期
                      当然でしょうし、17日の僕の行動に批判があれば
                      それは甘んじて受けます。

                      しかし苦境にある被災者は避難所にいる方々
                      だけじゃないのです。

                      もし次回、被災地に車で向かう事があれば、
                      福岡県内のみやま柳川インターで降りて
                      有明海沿いに熊本市内に入ろうと思ってます。


                      最後に、ネット上では有用な情報と共に
                      悪質なデマも飛び交ってます。

                      それと政治的主張の場にすり替えた行政や政権批判。

                      僕は川内原発の稼動の是非は出て然りだと思ってますよ。

                      そうではなく、評論家気取りの口舌の徒に言いたい事が…

                      高いところから口先だけの批判は後からにして、
                      まず今は各地の救援物資の集積所にでも行って
                      汗をかいて来いよ!

                      手際が悪いと思うなら手伝えよ!

                      そんな事を思ったりする
                      地震から丸一週間の雑感です。
                       

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