「千鶴 紅さつま 白麹」とお盆休みが終わって…
残暑お見舞い申し上げます。
告知もしないまま、なし崩し的に休みに入って
しまいましたが、8月13日〜16日までお盆休みを…
嗚呼、それも終わってしまいました(汗)
11日の「山の日」の祝日に複数のお客様から
「福岡城に天守閣が建ってるよ」と教えられました。
黒田官兵衛(如水)・長政親子が設計・築城したとされる
福岡城には天守台はありますが、天守閣がありません。
長政の関ケ原での功でこの地に移ってきた黒田家ですが、
外様大名なので徳川に遠慮して天守閣を建てなかったとか、
建てたけど、これまた徳川に遠慮してすぐに取り壊したとか
諸説あります。
存否を決定づける当時の絵図面が残っていないので、
あったともなかったとも断言できませんが、江戸中期から
天守閣が存在しないのは事実です。
それはともかく2日間だけの天守閣が出現するという事で、
12日(土)午後の仕事の合間に行ってみました。
行ってみたといっても、福岡城跡(舞鶴公園)は
原酒店から徒歩5〜6分のところにあり、子供の頃
からの遊び場だったのです。
お〜っ、ありました!五層の天守閣。
威容です。
もう少し天守台に近付いてみます。
立体的にも見えますが、足場?が見えてちょっと怪しい…
少し回り込んでみます。
やっぱり(笑)
当然と言えば当然ですが、ハリボテです。
豊臣秀吉の墨俣や小田原攻囲戦や福岡の益富城(大隈城)での
「一夜城」も突然出現して、遠目に目れば敵を威圧し戦意を
萎えさせる効果があったでしょうね。
その秀吉の軍師であった黒田官兵衛設計の福岡城に現代の一夜城とは…
いにしえの何かしらの縁を感じて、企画側の意図とは無関係に
歴史好きの僕はとしてはニヤリとしてしまいました。
ただし、あったかどうかも定かではない天守閣の再建?には
僕は賛成しかねます。
今、大宰府の九州国立博物館で開催されている
クロマニヨン人が描いたとされるラスコー洞窟の壁画。
我が家に出現するその相似形(笑)
さて本題です。
今回紹介する「千鶴 紅さつま 白麹」は「さつま島美人」で知られる
芋の名産地・長島の「紅さつま」を使用していて、商品としては白麹と
黒麹の2種類あります。
まずは白麹の方を取り扱ってみました。
芋焼酎 千鶴 紅さつま 白麹
鹿児島県出水市高尾野町 神酒造
原材料 サツマイモ(長島産紅さつま)・米麹(白麹)
アルコール度数 25度
1.8L 2190円(税込み2365円)
「千鶴」の神酒造さんは規模的には中堅どころの蔵元さんですが、
若い社長の柔軟な発想で、代表銘柄の「千鶴」以外にも手造り麹や
様々な種類の芋を使用したり、貯蔵方法を変えたりして少量ながら
多種な芋焼酎を世に出していますが、その品質の良さには定評があり
「通」の間での信頼度が非常に高い蔵元さんです。
蒸留後1〜2年熟成させてから瓶詰めしています。
鹿児島県長島町。東シナ海に面した夕日のきれいな町。
この地域の土壌は赤土で粘土質である為、余計な水分が入らず、
通常は青果用、お菓子などの加工用として親しまれている
紅さつまの甘さが白麹と見事に調和し、
>>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。
- 2017.08.17 Thursday
- 芋焼酎
- 02:14
- comments(2)
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- by 原酒店
内外に色のついた芋が原料だと
香り高く、甘味を感じ易い
味わいになる酔うな気がするのは
私だけなんでしょうか?
ハイ!(汗)