尾込商店の古酒「一轍」続報
今回はまっとうな酒屋、業務連絡のみにさせてもらいます。
先日から案内していました「さつま寿」「神座」の尾込商店さんの
2004年蒸留の古酒の原酒「一轍」の入荷本数が決まりました。
1.8Lにつきましてはご希望本数が入荷本数を超えた為、
ご予約受付を終了させてもらい、複数ご希望のお客様の
本数の調整をさせてもらって随時連絡させてもらいます。
ありがとうございました。
720MLはあと数本分の余裕がありますので、入荷本数に
達する迄、ご予約受付を継続させてもらいます。
芋焼酎 一轍(いってつ)
鹿児島県南九州市川辺町 尾込商店
原材料 さつまいも(南薩産コガネセンガン)・米麹(国産米・白麹)
2004年蒸留(12〜13年古酒)
アルコール度数 36度(原酒)
箱入り、価格は 1.8L 8800円(税込み)
720ML 3900円(税込み)
9月中旬頃の蔵出し予定です。
南薩のコガネセンガン(’黄金千貫)畑の風景。
尾込さんからの案内文を紹介します。
この度本格焼酎「一轍 〜いってつ〜」を発売することになりました。
2004年、もっと芋らしい味わいのある焼酎を造ってみたいと、特に出来の
良い黄金千貫を用意し、芋のヘタを切らず、そのまま仕込んでみました。
出来た当初こそ芋々とした味わいがありましたが、まだ雑味が強すぎたため、
当初この焼酎は世に出ることはありませんでした。
翌年、蔵の改修に伴い設備が変わると、その後仕込んだ焼酎の味も幾分
変わってしまいました。
これ以降蒸留器に手を加えたり、仕込み配合をかえたりと試行錯誤の年月が
続きました。
紆余曲折がありましたが、今やっと尾込商店として造りたい焼酎のかたちが
おぼろげながら見えてきたように思います。
この「一轍」は昔の蔵で仕込んだ、蔵に残る最後の原酒で、以前の尾込商店の
味わいを残す唯一の焼酎です。
干支を一巡りするほどの時間がかかりましたが、雑味は複雑な味わいへと変化し、
果実を感じさせる甘い香りがひろがる焼酎になり、この度ようやく世に出る
こととなりました。
この間起こったさまざまな出来事が、自分たちが進んできた道に刻まれた
一つの轍(わだち)のように思えてきて、この焼酎を「一轍」と名付けました。
こうやって毎年造り続けてこられたのも、ひとえに酒販店さんや飲食店さん、
当社の焼酎を飲んでくださる皆様のおかげと、あらためて感謝しております。
未だ道半ばではありますが、まだまだ新しいことにも挑戦しつつ試行錯誤
しながら、この先も皆さんに楽しんでいただける焼酎を造っていきたいと
思っています。
(株)尾込商店
尾込宜希
>>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。
- 2017.08.18 Friday
- 芋焼酎
- 13:22
- comments(2)
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- by 原酒店
凄いですネ!
北九州のあの御方とか
買ってそうな気がします。
ハイ!(笑)