昨年大好評だった「裏男山」と「赤ラベル」の無濾過生酒と大試飲会レポート

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     今回は昨年大好評だった日本酒の限定品の紹介ですが、

    まずは2月12日(火)福岡・天神のソラリアホテルで開催された

    薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎大試飲会のレポートから…

     

    前回記した通り、今回からは一般の方の入場時間と人数を制限

    した為、割とゆっくりとブースを回って旧知の蔵元さん達と

    お話する事ができました。

     

    仕事を抜け出しての参加ですが、実は昼前から体に異変が…

     

    おなじみの「大和桜」の若松徹幹さん。

     

    新聞に大賞として掲載された息子さんの作文のコピーと

    お父さんを描いた絵が飾られていました。

     

    仕事に邁進して飲んで帰ってくる昭和のお父さんから、

    これからはもっと家族を大事にしながら焼酎を楽しみ

    ましょうよ、というメッセージが伝わります。

     

    「焼酎を売る」というよりも、「焼酎があるライフスタイルを

    売る」…頭とセンスのいいテッカン君らしい発想で、この部分では

    他の蔵元さんの数歩前を歩いており、追随を許してません。

     

    こちらもおなじみの「利八」の指宿の吉永酒造さん。

     

    イケメン若社長の章一さんと、ここでは既に説明不要のS澤さん。

     

    今年は偶然か、甑島の「五郎」の吉永酒造さんとお隣のブースでした。

     

    実は今期の「利八黒麹」が凄いと密かな評判になってますが、

    試飲会終了後に色々と伺いました。

     

    喜界島の「朝日酒造」の喜禎光弘会長、現社長のお父様が

    ブースに立っておられました。

     

    福岡ではというか、原酒店では苦戦中の黒糖焼酎、新商品の

    「たかたろう」の紹介ともども現在秘策を練っております。

     

    そして終了後、知覧醸造の森社長と吉永社長と焼酎に対する愛が

    尋常ではない飲食店主のAさんとお連れの方、マニアが昂じて

    変態化したHさん、嫁のE子さんらと毎年恒例の「お疲れ様会」。

     

    いつも座の中心になる陽気な尾込商店の瀧山さんが不参加の為か、

    かなりマニアックな話題が中心となりました。

     

    知覧茶農家も兼業する森社長のテイスティング能力と探究心には

    正直圧倒されました。

     

    「焼酎造りはもの凄く苦しいけど、もの凄く楽しい」

     

    若い吉永社長も共通した感覚を持っています。

     

    先に書いた「利八黒麹」の今期の出来栄え、麹の温度や蒸留の

    温度を変えてみたそうです。

     

    正解が見えない難問に人生を賭けて挑んでいる造り手さん達に

    改めて尊敬の念をいだき、それに応えるべく酒屋としてのあり方を

    問われたような「よか晩」でした。

     

    そして解散した後、ずっと我慢してたけど昼間から

    ゾクゾク寒気がするとE子さんに初めて告白しました。

     

    帰宅して体温を計ると38.2°!

     

    (もしやインフルエンザ?)

     

    重ね着しE子さんに布団を何枚も重ねてもらい、アイスノンを

    枕にして悪寒に耐え、シャツを着替えて眠れぬ夜を過ごしました。

     

    翌朝37.9°

     

    (やっぱりまずいな…)

     

    汗だけ流す為にシャワーを浴びたら、そのあと汗が止まらない!

     

    (でも少し楽になったかな?)

     

    出勤して午前中に病院で体温を計ると36.3°。

     

    あれっと思い、もう一度計っても36.3°

     

    インフルエンザにも感染してませんでした。

     

    (ああ、よかったぁ)

     

    ただ採血した結果、白血球の数値が異常に高く先生いわく

     

    「喉から何かの菌に感染したのでしょう」

     

    悪寒は菌との戦いで、朝にはおおかた戦いが終わったそうです。

     

    「原さんは免疫力が高いですね」

     

    薬をもらって仕事に戻りましたが、替わりがいない自営業。

     

    いつまでも頑健さを売りにはできない若くはない自分、
    こんな時だけ殊勝にも再認識してしまいます(笑)

     

     

    さてさて今回の本題!

     

    昨年大好評だった年に一度の限定酒が入荷しました!

     

    まずは定番酒の「陸奥男山 超辛純米酒」の無濾過の生原酒です。

     

    裏男山 (超辛純米 無濾過生原酒)

     

    青森県八戸市  八戸酒造

     

    原材料  米・米麹(麹米・華吹雪  掛米・まっしぐら)

    精米歩合  麹米55% 掛米65%  日本酒度+8  酸度1.5

    使用酵母 まほろば吟

    アルコール度数 17度  要冷蔵

     

    1.8L     2850円(税込み3078円)

     

    定番酒同様、超辛口ですが、無濾過原酒らしく味わいに

    ボリューム感があり酸でスパッと切れます。

     

    是非試してほしい逸品ですが、在庫分が無くなり次第

    今期分は終売となります。

     

    ご入用の方はなるべく早くのご注文を…

     

    そして定番酒も人気の「赤ラベル特純」の生酒、

    四合瓶(720ml)も合わせて入荷しました。

     

    陸奥八仙 赤ラベル特別純米 無濾過生原酒

     

    原材料  米・米麹(麹米・華吹雪  掛米・まっしぐら)

    精米歩合  麹米55% 掛米60%  日本酒度±0  酸度1.2

    使用酵母 まほろば吟

    アルコール度数 16度  要冷蔵

     

    1.8L      2850円(税込み3078円)

    720ML   1525円(税込み1647円)

     

    芳醇でほのかに甘酸っぱくフルーティな華やかな

    赤ラベルの無濾過の生酒です。

     

    肉料理にも負けない芳醇旨口で、ワイン好きな方にもきっと

    愛されるお酒だと確信しています。

     

    定番酒の「赤ラベル」(火入れ)との飲み比べも楽しいと思います。

     

    「補酸しない酒母造り」のこと…

     

    酒造りに携わる人の中では「一に麹(黄麹)」「二に酛(もと・酒母のこと)」

    「三に造り」だと言われてます。

     

    日本酒造りの肝といわれる麹造りの次の工程にあたる酒母造りを

    大きく分けると、「生酛(きもと)」と「速醸酛(そくじょうもと)」

    の2種類になります。

     

    小さめのタンクに麹米と水と酵母を加え、その後のアルコール発酵に

    必要な酵母を大量に培養する工程です。

     

    酵母は空気中の様々な菌には弱いけど、酸にだけは耐性がある為、

    様々な菌を寄せ付けない酸が酒母には必要なのです。

     

    「生酛造り」では「山卸し」といって米を磨り潰し、

    空気中の乳酸菌を多く取り込みます。

     

    「山卸し」をしなくても同様の効果があると解明され、

    山卸しを廃止したのが「山廃」です。(生酛系に分類されます)

     

    生酛系の酒母は出来上がるまで1か月ほどかかりますが、

    その半分程の日数で出来るのが「速醸酛」です。

     

    多くは乳酸を添加します。

    (酒母の乳酸添加はラベルに記載する必要がありません)

     

    八戸酒造さんは数年前から乳酸添加をやめ、酒母に使用する麹を

    黄麹から多くは焼酎に使う白麹に変えました。

     

    黄麹は酸を出さない為、生酛のように時間をかけて乳酸を

    取り込むか、通常の速醸酛のように乳酸を添加(補酸)します。

     

    主に焼酎に使用する白麹や黒麹はクエン酸を出す為、

    酵母の培養を守ってくれます。

     

    醸造酒である日本酒はアルコール発酵が終わると搾るだけなので、

    この白麹由来のクエン酸は味わいに直接影響するので、技術的には

    難しいであろう事は容易に想像がつきます。

    (その後に使用する麹米は黄麹です)

     

    「陸奥八仙」「陸奥男山」の旨口・辛口に共通するキレの良さは、

    この白麹から出るクエン酸の関係あるかも知れませんね。

    >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



    コメント
    昂じてドォ〜ムです。
    その節もお世話になりました。
    最近では酎友さんとご一緒しても
    あまり焼酎の話はしないもんですが
    あの晩はかなりマニアックな話中心で
    ヨカ晩ヨカのんかたでございました。
    ハイ!(感謝)
    蔵さん

    いやぁ、突っ込んだ話になりましたねぇ!
    酒屋としても収穫多い夜になりました。

    個人としては辛い夜でした(汗)
    • 原酒店
    • 2019/02/16 12:06 PM
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