「寒北斗 壽限無 超辛口純米 秋上がり」と秋の気配?

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     お盆が明けてすっかりブログ更新の間が空いたとなぁと

    思っていたら、自分の誕生日も過ぎて8月も終わります。

     

    ここのところの悪天候で暑さのピークは過ぎたようですが、

    近年は9月いっぱい残暑が続くので、僕の好きな涼しい季節は

    まだまだ先でしょう。

     

     

    夏嫌いはここで何度も記していますが、元々夏が嫌いだった

    訳じゃなく、水泳の選手だった頃は「(自称)夏限定のヒーロー」

    だったので、どちらかというと夏は好きでした。

     

    夏嫌いの大きな原因になったのは、高校の柔道部と大学の

    アメリカンフットボール部の合計7年間の夏の練習の耐え難い

    辛さのせい。

     

    それ以降数十年は日中の気温が27〜8℃まで上がってくると

    溜息の数か月の始まりです。

     

     

    毎日毎日「退部したい」と思っていた柔道部の1年目の地獄の

    ような夏休みを何とか乗り切った事で耐性ができていたのか、

    大学の1年目には「辞めたい」と思う事は一度もありませんでした。

     

    ただ今にして思うと、高校時代は自宅からの通学で食事の心配を

    する事もなく、練習が終わって遊ぶ体力は残ってませんが、

    生まれ育った地元なので環境的には悪くなかったと思います。

     

    親元や地元の友人達から離れた大阪芸大の1年目、南河内のド田舎に

    ありますが、男子校から打って変って専攻する舞台芸術学科には

    女の子が半分以上いる楽しい大学生活。

     

    下宿も通称「学マン」と呼ばれる学生数130人程の大きな男子学生アパート

    だったので、「汚い!」「うるさい!」と思う事は毎晩のようにでしたが

    「寂しい」と思った事はなかったのです…

     

    が、それも夏休み前まででした。

     

    休みに入っても学マンには部活やバイトで学生はいますが、お盆あたりになると

    さすがに皆帰省したのかほとんど無人になり、夜になって灯りがついているのは

    僕と部の先輩2人だけの部屋になりました。

     

    有料の食堂がありましたが、夏休みは食堂も夏休み。

     

    朝からの練習で打撲だらけでクタクタになって帰って来ても飯はなく、

    毎日外食できる金がある筈もなく、実家から送ってきたインスタントラーメン

    以外に一体何を食べていたのか忘れてしまいましたが、当時の大阪は生水が

    良くなかったので共用のコンロで湯を沸かし、毎日麦茶を作っては冷やし、

    後は風通しがほとんど無く湿気の多い1階の部屋で寝苦しい夜を過ごしてました。

     

    周囲数キロにコンビニもない、彼女はいない、部の同期のお互いの下宿を

    行き来するような仲になるのはもう少し先、携帯電話も固定電話もなく、

    連絡手段は学マンに1台だけあるカードが使えない公衆電話だけでした。

     

    風呂も2日に1回になりますが、お盆以降はボイラーを焚かなくなり

    水風呂で済ますか、風呂のある先輩の下宿か銭湯のある富田林まで遠征です。

     

    たった4か月前の春の入学時には、こんな日常の激変は想像もしてなく、

    話し相手がいない寂しさと「何かに取り残された感」が日に日に募り、

    先輩方の執拗な勧誘に負けてアメリカンフットボール部に入部したのを

    悔やみました。

     

    前期で仲良くなった学科の同期たちも、夏休みをバイトや遊びで謳歌してると

    思うと羨ましさと通り超え、妬ましくてムカムカと腹が立ってくるという

    良くない精神状態になってました(笑)

     

    1回生の夏休み後半、ほぼ無人の学マンの中庭で1年先輩のTさんと。

     

    誰もいないのでトランクス1枚が普段着でした。

     

    練習と粗食?とで体が絞れ過ぎてボクサーのような体型になってます。

     

    そして何故か高校1年生時と大学1回生時の写真がほとんど無いのです。

     

     

    そんな夏休みが終わり後期が始まる9月になると、芸大も学マンも皆が

    戻ってきて賑やかになり、舞台芸術学科の実習公演「ロミオとジュリエット」の

    能勢のキャンプ場での稽古合宿が嬉しくて楽しくて、荒みかけた心が癒され、

    アメリカンフットボールの秋のリーグ戦の初戦からスタメンになり俄然

    モチベーションが上がり、待望のガールフレンドもできて、風通しの無い

    湿気の多い部屋も涼しくなって寝易くなり…

     

    そんなこんなで秋は好きです、上がり目です。

     

     

    って訳で少々こじつけ感がありますが、

    今回案内するお酒は「秋上がり」(笑)

     

    熟成させてひと夏越して酒質が上がる「ひやおろし」と

    同じようなものだと思ってもらって構いません。

     

    寒北斗酒造さんの若手のチャレンジシリーズ「30VISION」、

    福岡県産の新しい酒米「壽限無」で仕込んだお酒を火入れして

    熟成させた「秋上がり」(ひやおろし)バージョンです。

     

    寒北斗 30VISION (さんまる びじょん)

    壽限無(じゅげむ) 超辛口純米 秋上がり

     

    福岡県嘉麻市 寒北斗酒造

     

    原材料  米・米麹(福岡県産壽限無100%)

    精米歩合  麹米 45%  掛米 65%

    日本酒度 +11  酸度 1.8

    アルコール度数  14度 (火入れ)

     

    1.8L     2593円(税込み2800円)

    720ML  1296円(税込み1400円)

     

    このお酒に使用する酒米「壽限無(じゅげむ)」は、

    福岡県産「山田錦」と「夢一献」を掛け合わせて

    開発された酒米です。

     

    今回の造り(30BY)は麹米を45%まで精米して、

    大吟醸のような穏やかな発酵を目標に、香り高く

    スッキリとキレのある酒質を目指しました。

     

    日本酒度+11ともなると、かなりの辛口を想像される

    でしょうが、酒米「壽限無」の特徴と吟醸酵母で高名な

    熊本酵母との組み合わせの妙なのか、ほのかに

    フルーティな香りでやわらかな口あたり、後味は

    酸が効いてて気持ちよく切れます。

     

    パンチのある生酒バージョンよりも熟成されていて、アルコール

    度数も14度とやや低めに抑えているので、すっきりと軽やかな

    口当たりで、夏酒としても合う「秋の限定品」に仕上がってます。

    >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



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