秘境・高千穂の「暁」、味わい深い米焼酎

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     8月14日(金)・15日(土)・16日(日)の3日間、

    「角打ち未満」も含めてお盆休みをいただいてます。

     

    新型コロナウイルスの感染再拡大で、福岡の歓楽街・中洲あたりは

    4月の緊急事態宣言の頃と同じ位ひっそりとして、当然売り上げも

    落ち込んでいます。

     

    またまた先行きが全く見えなくなりましたが、それでも僕にとっては

    貴重な夏休み。

     

    きっとあっという間に終わるんですが、休み明けは何をすべきか?

     

    突破口は?

     

    ものを売るのが商売の基本ですが、まずは支払いの用意して

    それから…ここは頭を柔らかくして…

     

    …柔らかく…柔らか…柔ら…   寝る…

     

    柔らくするとアイデアが泉の如く湧いてくるのではなく、

    眠くなってくるのは○○ゆえでしょうか?

     

     

    窓の外の監視とか頼まれてない仕事をしている風では

    ありますが…本来が無職でずっとお休みのこの方たち。

     

    尻尾を丸めるか伸ばすかの違いだけで、ほぼ同じ態勢で

    寝ているジミロン君(右)とチャチャイ(左)。

     

    一見仲良しに見えますが同床異夢、たぶん(笑)

     

    可愛いだけで何もできないジミロン君(6歳♂)と、

    悪いだけで何もできないチャチャイ(2歳♂)。

     

    この子らはこれでいいんです(笑)

     

    頭を使って頑張ってカリカリ代を稼ぐのは僕の仕事です。

     

     

    今、有効な突破口が思い浮かばなくてもまずは仕事があって、

    お盆休みに体を休める事ができる僕はまだ幸せかも知れません。

     

    危機的状況の球磨焼酎。

     

    先日の球磨川の氾濫で28蔵のうち無傷はなく、2蔵が再興できるか

    わからない程の壊滅的な被害を受けたそうです。

     

    写真はFacebookにアップされた毎年伺う繊月酒造さんの惨状。

     

    当然でしょうが、コロナ感染者数が全国有数の福岡からは復旧の

    ボランティアを遠慮してもらってるみたいで、それ以外の何らかの

    形で応援し続けていきます。

     

     

    今回案内するのは球磨焼酎の流れを受ける米焼酎を、地理的には

    孤立した宮崎県の高千穂で造り続けるアカツキ酒造さん。

     

    こちらも蔵の眼下に川が流れているので豪雨時は危なかった

    そうですが、何とか難を免れたそうです。

     

    昨年のゴールデンウイークに阿蘇を経由して初訪問した時の

    レポートを加筆して再録します。

     

    宮崎というと南国のイメージがあると思いますが、神話の里・

    高千穂町は県の北西端、大分県や熊本県と境を接しています。

     

    まずは寄り道して初めて行く絶景・高千穂峡に行ってみました。

     

    人里離れた秘境・高千穂峡というイメージでしたが、高千穂町の中心部・

    三田井の街中からほど近くにこんな大渓谷があるのには驚きました。

     

    高千穂峡から阿蘇方面に戻って、熊本県との県境まで

    1kmほど手前で側道から北上すると…

     

    表の看板はこれだけ!

     

    下調べしておかないと通り過ぎてしまいます(笑)

     

    隠れ平家の里かと思われる程の山里(標高約500m)にある

    蔵元さんですが、長く「高千穂王」であった三田井氏が

    豊臣秀吉に滅ぼされ、その末裔たちがひっそりと暮らし続けて

    いたそうです。

     

    蔵元の河内さんも家系図と遡ると三田井氏にたどり着くのだと

    おっしゃってました。

     

    昔は米焼酎の蔵元さんが数件あったそうで、球磨(米)焼酎の

    流れなのは間違いないようです。

     

    川に降りていく坂(崖?)を利用して建てられていて、

    仕込み蔵は急な階段を下りていきます。

     

    さらに階段を下ります。

     

    仕込みの時期は12〜3月で、製造石高は100石弱。

     

    国内最小規模の蔵元さんです。

     

    薪か石炭を使っていたのか、旧式ボイラーが残ってました。

     

    先代手製の「半自動製麹(せいぎく)室」!

     

    ドラムを使用せず甑で米を蒸し麹づけも手作業ですが、

    日本酒のように「もろ蓋」に小分けはしてなく、室の中で

    三角棚のようなもので温度管理して製麹しているので

    「半自動」なのです。

     

    仕込み&貯蔵タンク。

     

    仕込み水と割り水は九州を代表する高峰・祖母山系の

    伏流水です。

     

    お母様が代表ですが、杜氏も兼ねる河内隆昭さん。

     

    広告関係のサラリーマンから蔵を継ぐ為に

    帰ってこられたそうです。

     

    亡くなられたお父様の前は鹿児島から杜氏さんが

    来られて造っていたそうで、宮崎酵母ではなく

    鹿児島酵母を使用しているのは、その杜氏さんの

    時代からかも知れません。

     

    パンチと深みのある味わいは酵母の影響も小さくないでしょう。

     

    そして醪(もろみ)の発酵日数は30日以上!

     

    発酵がほぼ終わっても、しばらく寝かすそうです。

     

    芋焼酎は半月程なので倍以上です。

     

    某球磨焼酎の蔵元さんに質問しましたが、やはり半月程度

    なので、こちらの発酵日数は飛びぬけて長いです。

     

    単純に計算して、こちらのひと仕込みの日数で他所は

    ふた仕込みできる訳ですから、経済効率が悪いのは

    素人でもわかります。

     

    それでも醸造学や経済の数式では表し切れない「何か」がそこには

    あるようでその証拠に、出来上がった「暁」の唯一無二の味わいが

    無言の証明をしてくれています。

     

    アルコール度数44度の原酒は香りを嗅いだだけで

    天国に行きそうです(笑)

     

    地元・宮崎県ではアルコール度数20度が主流ですが、

    原酒店では25度と35度を取り扱っています。

     

    米焼酎  (あかつき)

     

    宮崎県西臼杵郡高千穂町 アカツキ酒造

     

    原材料 米麹・米(九州産米・白麹・鹿児島酵母使用)

    アルコール度数  25度

     

    1.8L  2120円(税込み2332円)

     

    味わい的に似た銘柄が思い浮かばず、「○○のような」

    という形容は見当たりません。

     

    個性的な米焼酎ですが、あくまでも米焼酎としては…

    であって、常圧蒸留の個性的な芋焼酎と同程度の

    美味しい焼酎と思ってもらって結構です。

     

    蒸留後は1年半以上寝かせて瓶詰めするそうなので、

    熟成が足りない米焼酎にある特有のツンツンした感じは

    全くなく、お湯割りの「伸び」がとてもよい焼酎です。

     

    そして実は「角打ち未満」でじわじわとファンを増やしているのがこれ!

     

    コクもパンチも段違いな35度です。

     

    米焼酎  (あかつき)35度

     

    アルコール度数  35度

     

    1.8L     2750円(税込み3025円)

    900ml  1663円(税込み1829円)

    >>ホームページ掲載商品のオーダーについてはこちらをごらんください。



    コメント
    44度ォ〜ムです。
    その原酒を味わってみたい・・
    十年とは言わないまでも
    6〜7年寝かせたモノを
    飲んでみたいと思うのは
    普通の感覚ですよね?
    ハイ!(笑)
    今年は実家(長崎)との協議の末、帰省は取り止めました。
    ただ、時間短縮?ではあるものの、精霊流しはやる様です。「精霊流しクラスター」が出来ないか少し心配ではあります。


    米焼酎の米の精米歩合はいくら位なんでしょうか?製麹上全く削らない事はないとは思いますが、米質や精米歩合に関わらず醪日数30日は相当冷やしているのかなぁと思いました。
    • 蔵人もどき
    • 2020/08/15 12:26 PM
    >>「暁」の唯一無二の味わいが

    全く同感ですね。
    香りは日本酒なのに呑むと米焼酎、こんな銘柄は暁
    以外に思い当たりません。
    長期貯蔵により不安定な酒質になりがちな芋焼酎と違い米なので3年位寝かしたら更によくなりそうですね。
    • w
    • 2020/08/15 1:43 PM
    蔵さん

    もう少し実績作ってから「原酒を詰めてみませんか」
    と打診してみましょうかね^^
    • 原酒店
    • 2020/08/15 6:39 PM
    蔵人もどきさん

    今夏は帰省を取りやめた方、本当に多いです。

    醪日数の30日、冷やす装置は見当たらなかったです。
    標高の高さと1月〜3月の仕込み期間で、自然に冷えてる
    んじゃないでしょうか(笑)
    • 原酒店
    • 2020/08/15 6:44 PM
    wさん

    確かに米なので更に寝かすといいでしょうね、

    ただ、更に儲からなくなりそうなのが心配です(笑)
    • 原酒店
    • 2020/08/15 6:46 PM
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